恋人との思い出をふと思い出して辛くなってしまい、連絡を取りたくなったり復讐したくなったり…などという自分自身の困った感情を整理するために記憶を消す方法を紹介します。
恋人との思い出を消すことのメリット
恋人との楽しい思い出まで消してしまうことにメリットなんてない?と思うかもしれませんが、思わぬメリットがあるので最後まで読んでみてください。
- 恋人と別れた理由や好きだった理由がフラットな状態で判断できる
楽しかった思い出は本当に楽しかったのか?恋にウキウキしていただけだったり、一緒にいてラクな相手だから、という理由ではなかったか?という反省や別の視点を持つことで復縁を迫られたり、連絡を取りたくなった時に冷静になることができます。
- 言われて辛かった事が辛くなくなる
恋人から言われて辛かった事を忘れると辛くなくなります。簡単に忘れることができないものなので、もう一度別のアプローチをすると乗り越えやすくなります。
- 付き合っていたときの自分を認めることができる
恋人と付き合っていたときの自分はダメな人だったとか、もっと色々できた、相手を支えられなかった、など後悔することはたくさん出てきます。忘れることでラクになり、当時の自分を認めることでさらに次の恋愛に生かすことができます。
- 恋人のことを忘れて別の人を好きになることができる
充実していた時の記憶を忘れることができないと、いつまでも相手のことを考え続けてしまい、また仲良くなることができる、いつか振り向いてくれる、そう信じ続けて待ってしまうかもしれません。記憶を忘れると、新しい人の魅力に目を向けることができ新しい恋人が楽しい記憶を作っていってくれるようになります。
まずは物理的に記憶を消す
一番効果があるのがモノとして残っているものをすべて捨てます。高価である場合は売却、替えがきかないものは目に見えないところへ数年間保存するか、なるべく見ないようにします。
一番先に処分するべきなのが、指輪やマニュキア、ブレスレットです。自分の手は一日の中で一番目に入るのでネガティブな気持ちになるものを寄せ付けてはいけません。
他にも普段使っている小物やバッグ、服なども思い出と結びついているものは処分します。この服を来てデートした…なんてのはいつまでたっても相手を思い出してしまいます。
手紙のような文字も、読み返すと破壊力が強いので捨ててしまうか数年見えないようにします。
捨てられないものをしまう場合は「どこにしまったのかさえ、忘れる場所」にしまい込んでください。もししまった場所が気になって仕方ない場合はやはり捨ててしまうしかありません。
連絡先などのデータも消してしまいましょう。内容などを読むと消せなくなるので読まずに消すのがポイントです。もし後々手続きなどで必要になるかも、という場合は連絡先データだけ別に保存して普段つかうスマホなどからは消して名前が見えないようにします。
イメージ的に記憶を消す
嫌なことが頭に浮かんだら鮮明にありありと思い出す前に別のことをイメージするようにする方法です。相手とのやりとりを思い出し始めたらはじめから最後までずっと思い出すままにせず、途中から別のものに切り替えてしまいます。
恋人との楽しい時間の記憶も、あの場所に行って…あの時、あんなことを言ってくれて…と反芻していると反芻するたびに記憶が強化されて絶対に忘れることはできません。思い出し始めたら記憶の中の別のものに焦点を当てたり(あの日は靴擦れして痛かった)別の記憶に塗り替えてしまいます。自分のことを大切にしてもらった甘い記憶ですが、いつまでも思い出していても返ってくることはありません。忘れてしまったほうが結果として気持ちがラクになると信じて書き換えましょう。
感触や手触り、匂いを忘れるには
感触や手触り、匂いというのはなかなか忘れることはできません。言葉にできないしイメージにもできないのでどうやって忘れたらいいのか方法が分からないせいで忘れにくいです。
感触を忘れるには新しい感触や別の感触を試してみてください。手をつないだ感触を思い出して辛くなる場合は別の人と手を繋いだり、自分の手を握り締めてみたりしてください。それでも「あの感触とは違う」と感じて辛くなりますが、何度も何度も色んな感触をためしているうちにだんだんと記憶が薄れていきます。
どうしても元恋人の手を恋しくなってしまう場合は心理的に「あの人の代わりになる手」を探してしまっているので、手の感触を思い出したら手以外を触ってください。冷たいペットボトルとか、自分の髪の毛など別の感触で薄めていきます。
匂いも思い出したら別の匂いを嗅いで記憶を薄れさせます。香水やエッセンシャルオイルなど好きな香りやリラックスする匂いがいいですね。
いずれの場合も、新しい感触や匂いを感じているときに過去の感触や場面を思い描かないようにしてください。新しい感触と新しい場面を思い描いて忘れる努力をします。
記憶に新しい解釈をする
すごく嫌な思い出も見方を変えればいい思い出になります。元恋人との思い出も嫌いになってしまった瞬間から嫌な思い出になったりする、あんな感じで180度見方を変えることができます。
甘い思い出を忘れたいときは「あの時の恋人の本心」を考えてみます。もうすでに別れたいと考えていたのか?確かにぎこちない動きをしていた、など見えてなかったものが見えてきたりします。あの時、「ずっと離れないよ」と言っていたけど約束を守れないような人間で、その理由も納得いかないものだった、相手の幸せを思うと無理強いはできないし、結果として別れて良かった、など自分なりに納得できる理由をつけることができます。
いつまでも「ずっと離れない」っていったのに!!と相手を責めていたり、もう離れないと言ってくれる人はいない…など言葉自体に執着していると忘れることはできません。記憶に新しい解釈をして自分なりに納得することは前進するために必要なんだと考えてください。
嫌な思い出を書き換える方法は、なかなか難易度があがりますが不可能ではありません。嫌なことを言った相手がいるなら、相手の立場や相手の心情を考えてみてください。相手は相手の事情があったり、コンプレックスがあったり、嫉妬などの人間的感情があります。自分の主観や感情だけで見ていたときには「嫌な人間だ」としか見えませんが、相手の都合や考え方を分かろうとすると、あんな態度したのはこういう考え方の人間だからなんだ、と理解できます。理解が深まったら許そうとか、そういったことまで欲張らないほうがいいです。
嫌な思い出というのは何度も思い出してしまうぶん、何度も意味付けを変えて何度も視点を変えて解釈を変えて乗り越えていくものです。当時、嫌いになってしまった自分も受け入れるためにも当事者を許そうとか思うと記憶の解釈を変える作業に集中できなくなってしまうからです。
恋心を忘れる方法
恋心を忘れる方法は引き返すことができないので、実行するときは本当に忘れたいときだけにしてください。恋心を無くすと「あの人に会いたい!」という気持ちが綺麗になくなってしまいます。
恋心を忘れる方法は、相手からされた嫌なことを思い出すようにする、それだけです。恋心というのは、誰かからよしよしと可愛がってもらったり、甘い言葉をかけられたり、柔らかなまなざしで見つめられたりしてすごく気分が盛り上がるために起こります。
- 恋心の正体はまた可愛がられたい、大事にされたい欲求
恋心というのは、自分以外の人から認められて好かれて可愛がってもらえる、それで満足したいという気持ちです。なので、相手が自分をもはや可愛がってはくれないんだ、自分のことをないがしろにした人間だ、と思い出すと恋心は消えていきます。
昔の恋人は可愛がってくれた、という過去の記憶に苦しめられるものですが、現在の恋人は全く自分を大切にしてくれない事実を思い出すとどんどん恋心は怒りに変わっていきます。怒りというのは現状を変える大きな力なので、怒ってしまったら現状を変えるべくどんどん甘い記憶を忘れましょう。
もし、恋人が曖昧な態度をしてどっちつかず過ぎて忘れられない場合は、しつこく連絡したり、しつこく話しかけてみると、相手の
もし恋人から雑に扱われたことが無い場合は、その恋は気持ちがあるまま終えなければならない理由があったはずですから、その理由に注目してください。例えば、もっと理解し合える人を選んだために諦めた人だけど、褒めてもらった心地よさが忘れられない場合は、自分が選んだ人を失うくらいなら仕方ない、選んだ人から失望されるイメージを思い浮かべてください。自分が選んだ人から失望されて離れられるくらいなら昔の人の甘い記憶など価値が無くなっていくはずです。
思い出の重要度を考えてみる
思い出したら生きるのが嫌になってしまうような思い出もよくよく考えてみたら、生きていく分には重要でなかったりします。元カレが「お前の能力のなさに嫌気がさした」とか「圧倒的に臭すぎて耐えられない」とか「お前の裏切りがどうしても許せない」など自分では解決できないような問題に対して圧倒されてしまい、自分の中でその思い出は重要度が高かったりします。
しかし、能力のなさは能力値があがったり、違う人から見たら別能力を評価されたりします。匂いについては言いがかりというか、それを理由に別れたかったんだな、という解釈が自然です。匂いはもともとその匂いで付き合い始めたのにおかしな話です。途中から匂いが変わったなら、食生活の変化や病気など治療したり対策したり、一緒にやっていけないと今後も付きあい続けるのがしんどかったでしょう。
裏切りについては過去の出来事で相手が乗り越えられなかったり、許せない場合はもうどうすることもできません。内容にも生き方にもよりますし、これについてはもう自分では解決できないもの、つまり気にしても仕方ないことであるという解釈をするしか前進できないかもしれません。
どのような思い出も、そこから学ぶものはあっても今現時点の生活を脅かすものではありません。思い出そのもので死なないですが、気にしすぎたり囚われてしまうとよくないです。思い出だけでは死なないんだ、今生きていることに影響はないんだ、と意識して思い出の重要度を下げてみてください。
自分を許すこと
思い出に囚われているときや、恋人のことを気にし続けているとき何が起きているかというと、「自分の希望を叶えたい」「自分にできることがある」「相手の気持ちを変えるためにできることを探す」という気持ちがあります。
恋人関係でやりとりしている中で、上手く行動すれば思い通りになるという戦略みたいなものです。駆け引きとか気を引くとか夢中にさせたい、なんて言いますが、つまりは自分の思い通りにことを運びたい、恋人を独占したいと思っています。
すごく好きだから、つい一生懸命になって献身的になったり世話を焼いたりして、それでも振り向いてくれないとどうしてなのかと悩み、何か足りないのかと聞き出し、鬱陶しがられると、こんなに好きなのにヒドイ!とか定番のパターンになったりします。
その一生懸命さは「努力してなんとか叶えたい」という純粋な気持ちからです。相手に嫌われたいわけがないのに上手く行かないのは相手のことを気にしすぎるあまり頑張り過ぎるからです。
「もう上手くいかなくてもいいんだ」「自然にまかせよう」「相手の気持ちを待とう」「なんとかつなぎとめようとするのはやめよう」というすべてを受け入れる気持ちになると恋人のことばかりに気を取られなくなります。
記憶を定着させない環境
嫌な記憶や良すぎる記憶を思い出してしまうのは、脳みそが暇だからです。緊張状態だとそんなことを思い出す暇はないですね。ベッドに入ると思い出してしまう、寝る前にあの人のことを考えてしまう。
寝る前に恋人のことを考えて幸せになっている時期ならいいんですが、付き合っていればいいときも悪いときもあるのが当然で、恋人のことを考えると憂鬱になったり不安になるときにはそれを何度も思い出しては辛くなる、なんて意味のないことです。思い出して解決できる程度の悩みであれば、そこまで悩んだりする前に解決しているはずだし、悩みのほとんどは解決できないものなので思い出さないのが一番自分の精神衛生によろしいわけです。
そこで、寝る前に恋人のことを考える習慣があった人はその習慣を変えてしまうことが解決に繋がります。嫌な記憶や良すぎる記憶のことが頭から離れる期間だけでいいので、習慣そのものを変えてみてください。
寝る前にスマホをもってLINEでおやすみを言いながら恋人のことを考えていた場合は、寝る前はスマホをもたずおやすみも言わず、恋人のことを考えない、しかも別の部屋で寝る。全部の行動を変えると脳みそは環境が変わったと騙されてくれて、余計なことを反芻して思い出さなくなります。どうして同じ環境だと同じ記憶を思い出すのかというと、この場所にいることで嫌な記憶は「もうあんなことがないように」、良すぎる記憶の場合は「またあんなことがあるように」という防衛や報酬と結びついています。
環境が変わったと錯覚できれば、ここは知らない場所だからまっさらなイメージ…となって思い出さなくなります。もちろん自分から引き出せばいくらでも思い出せますし、新しい場所で思い出すことで新しい場所とその記憶が結びついて元の木阿弥となるので思い出さない、ということが一番大事です。フッと思い出す、というのを予防できるよ、くらいに考えて実行してみてください。フッと思い出す自体が防御しきれなかったりするので、結構効き目はあります。
異性と話をする
異性と話をするのも恋人のことばかり考えすぎてしまう時にきをまぎらわせるいい方法です。元恋人のことを忘れたいときにもすごく効果があります。恋愛の記憶や恋人が気になって仕方ない人は恋人とは全然タイプの違う異性と話をするだけで、気にしすぎなくなったりします。
- 自分の問題点が見えてくる
恋人でない異性と話していると自分が理解がなかったことがわかったり、とんでもない要求をしていたことがわかったりします。
「仕事とか言って、ドタキャンばっかりなの!」
「あ~、あれ激務だもんね、俺はできんわ、彼氏すごいじゃん」
「え、、、そうなの?」
「いやー、この前彼女が机の上にそっとポチ袋置いてくれて、中に2万円入ってて泣いた」「金欠だったのどこで知ってたんだろう」
「やべぇ、いっつもおごらせて、しかもこの前はなんでこんなにお金ないの!とかケンカしたわ…」
なんてことがまぁまぁ割とあったりします。自分の恋愛感覚がおかしくないか分かると嫌な記憶じゃなくなります。
- 違う人と付き合えば忘れる
女の人の恋愛は上書き、という名言とおり次の恋人ができたら忘れます。元カレの嫌な記憶を思い出した瞬間に今カレの優しさに塗り替えられて「今は幸せです!!!!」となって今カレへの愛情がどんどん深くなったりします。元カレから味わわされた「女性として認められないみじめさ」なんかも異性から女性扱いされれば段々と癒えてきます。自分を大切に扱ってくれなかった人にこだわるよりも大切にしてくれる人の近くに行けばあっという間に忘れることができます。
引っ越し、転職
最大の効果があるのは引っ越しと転職です。引っ越しするときには荷物のほとんどを処分しなければならないので思い出になるようなものは持ってはいけません。というか引っ越しの忙しさで思い出す暇もないでしょう。
転職も新しい仕事を覚えるまでに最低でも3か月くらいはかかるはずなので、嫌なことを思い出している場合ではありません。3か月もすれば嫌なこともいいことも本当の意味で思い出となっているので思い出したからといって辛くありません。
半年たってきたあたりに、生活が落ち着いて昔のことをいい思い出として思い出すことがあります。美化されているので懐かしくなって連絡を取りたくなるものです。復縁したいならこのタイミングがベストですが、忘れたい場合は美化された思い出が思い出された時点で残っていた思い出の品を捨てるとか、さらに新しいことを始めるタイミングです。ちょっと気持ちに余裕が出たサインなので昔を振り返るよりも新しいことを始めたほうが発展しやすいです。
まとめ
記憶そのものは「嫌なことがもう起こらないように」「いいことはもう一度体験したい」という防御ややる気に繋がるものです。記憶がないと何度でも同じことを繰り返して学習しないということなので、記憶に囚われている自分は正常な反応をしているんだ、ということです。
記憶の仕組みを理解すれば、もう警戒しなくてもいいと安心できるし安心できればもう記憶に頼らなくても自分の力で防御できます。そうなれば記憶で悩むことはなくなるでしょう。
恋人のことをきにしすぎたり、忘れたいときも、自分の中の未消化な気持ちを認めて許すことで気にならなくなるものです。


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